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# コンピューターサイエンス# ソフトウェア工学

開発者の知識を活用してAPIのおすすめを改善する

新しいアプローチがStack OverflowとGitHubの知見を融合させて、より良いAPIの選択を実現してるよ。

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APIの選択が簡単になったAPIの選択が簡単になったAPIのおすすめを得よう。開発者のインサイトを活かして、もっと賢い
目次

ソフトウェア開発で正しいツールを選ぶのって大変だよね。開発者は作業を楽にするためにAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)をよく使うけど、選択肢が多すぎて特定のタスクにどのAPIを使うべきかがいまいち分からないことがある。これが混乱や非効率を招くんだ。

APIを使うと機能を早く実装できるけど、オープンソースのライブラリがたくさんあると、自分に合ったものが見つけにくい。どのAPIを選ぶべきかを知っておくことが大事だよね。これまでは、自然言語のクエリを使ってGitHubやStack Overflowみたいな一つのソースに基づいて適切なAPIを提案する研究が多かったけど、こういう方法は複数の情報源を組み合わせる利点を見落としがちなんだ。

問題提起

ソフトウェアエンジニアリングの世界では、開発者は通常、選択肢が多すぎることと正しい選択をするためのガイダンスが不足していることという2つの主な問題に直面してる。開発者は適切なAPIを見つけるのに苦労することがあって、これが生産性を妨げることもある。例えば、Javaでファイルを読みたい場合、タスクの具体的な内容によってさまざまな方法があって、どのAPIを使うかで迷ってしまうことがあるんだ。これに対する答えは:APIの推薦をもっと効果的にするにはどうすればいいの?

現在のAPI推薦システムは、たいてい一つの情報源だけを考慮していて、Stack Overflowみたいなプラットフォームからのデータを活用してない。Stack Overflowは開発者の知識と経験がたくさん詰まっているから、これを他のプラットフォームと組み合わせることで、推薦の精度を上げる大きなチャンスがあるんだ。

目標

目指すのは、Stack OverflowとGitHubの情報を組み合わせてAPIの推薦を改善するシステムを作ること。これには、開発者がこれらのプラットフォームで議論した内容に基づいて、より良い推薦を行うフレームワークを構築することが含まれるよ。

アプローチ

アプローチの始まりは、開発者が入力したクエリやコードコメントに関連するStack Overflowの投稿を見つけること。これは、質問内容や議論されているAPIに類似点がある投稿を探すことを意味する。関連する投稿が特定されたら、そのタイトルと内容を使って、正しいAPIを探すための改善をするんだ。

このプロセスでは、提供されたクエリに似た投稿を特定できる分類モデルを使う。これらの投稿を考慮することで、よりNuancedな情報を得られて、より正確なAPIのシーケンスを提案できるようになる。関連する投稿を見つけたら、そのタイトルを使って元のクエリを改善するよ。

この方法には、CodeBERTという既存のモデルのファインチューニングも含まれてる。このモデルは自然言語の入力に基づいてAPIシーケンスを生成するのが特に得意だから、Stack Overflowのデータを含めた新たに強化されたクエリでトレーニングすることで、APIシーケンスの提案の質を向上させるのが目標だ。

Stack Overflowの重要性

Stack Overflowは、アドバイスやガイダンス、トラブルシューティングのために開発者が訪れる場所になっちゃった。開発に関する問題や解決策を共有する多くの開発者がいるから、その集団的な知識はAPIを推薦する際に非常に貴重だよ。

開発者が自分のコードについて質問やコメントをするとき、そういうのはしばしば彼らのニーズや意図を包含している。こういうアノテーション(コードコメント)を関連するStack Overflowの投稿と照らし合わせることで、API選択のプロセスをガイドする価値のある洞察を抽出することができるんだ。

データソース

このフレームワークを作るために、2つの主要なデータソースを使う:GitHubとStack Overflow。GitHubは開発者が作ったコードスニペットやコメントが豊富にあり、Stack Overflowはコミュニティの議論や解決策が集まってる。両方を組み合わせることで、開発者のニーズや好みに関するより全体的なイメージを得られる。

GitHub

GitHubは開発者が自分のコードを保管したり、コラボレーションするためのプラットフォーム。無数のリポジトリがあって、各リポジトリには開発者が使うことができるAPIがある。GitHubプロジェクトのアノテーションを分析することで、開発者が求めている特定の機能を捉えることができる。

Stack Overflow

Stack Overflowはプログラミングの問題についての質問と回答がたくさんある場所。コミュニティは様々なAPIについて活発に議論していて、一般的な問題に対する解決策や代替案を提供している。こういう投稿のタイトルや内容を調べることで、単に触れられているだけじゃなく文脈の中で議論されているAPIを見つけることができる。

フレームワークの概要

このフレームワークは、APIの推薦を改善するためのプロセスの中で特定の役割を果たすいくつかのコンポーネントから成る。

1. 関連投稿の発見

最初のコンポーネントは、開発者のクエリに関連するStack Overflowの投稿を探すこと。このために、提供されたアノテーションと利用可能な投稿との間のつながりを構築できるモデリング技術を使う。

2. クエリの拡張

関連する投稿が見つかったら、次のステップは元のクエリを拡張すること。選んだStack Overflowの投稿のタイトルを使って、元の質問にコンテキストや深みを加えることができる。

3. APIシーケンス生成

フレームワークの最終コンポーネントは、APIシーケンスそのものを生成すること。強化されたクエリを使って、システムはCodeBERTを利用して、開発者のニーズに合ったAPIのシーケンスを提案する。

実験

提案されたシステムがどれだけうまく機能するかを理解するために、さまざまなメトリックを使って実験を行う予定で、特にBLEUスコアという評価方法を使う。このスコアは、生成されたAPIシーケンスが期待される正しいシーケンスとどれだけ一致しているかを示してくれる。

データセットの準備

実験では、GitHubとStack Overflowの情報を組み合わせたキュレーションされたデータセットを使う。このデータセットはアノテーションとAPIシーケンスのペアで構成されていて、新しいシステムが出力するものと、以前の方法で確立されたベースラインの比較を明確にできるようにするんだ。

結果

実験の最終結果は、Stack Overflowのデータを取り入れることでAPIの推薦が改善されるかどうかを評価するのに役立つ。初期の結果は、Stack Overflowからの追加情報を使うことで、推薦が大幅に改善されてより正確なAPIシーケンスが得られる可能性があることを示唆しているよ。

研究の質問

研究は主に次の2つの質問に焦点を当てる:

  1. Stack Overflowの投稿を取り入れることでAPIシーケンスの推薦が向上するか?
  2. APIシーケンス生成においてStack Overflowの情報をどのように効果的に活用するか?

研究質問への答え

体系的な実験と評価を通じて、Stack Overflowのデータを取り入れることでAPI推薦のパフォーマンスが改善されることを示すのが目標。結果は、複数の情報源から情報を組み合わせることの重要性を浮き彫りにするんだ。

結論

要するに、ソフトウェア開発で正しいAPIを選ぶという課題は、Stack Overflowみたいなプラットフォームの豊富な情報を利用することで解決できる。両方のプラットフォームの洞察を組み合わせることで、開発者のニーズによりよく応える推薦システムを作ることが可能になる。

このフレームワークは、正しいAPIを見つけるプロセスを単純化するだけでなく、開発者が自分の選択肢をもっと明確に理解するのを助ける。APIの推薦をより統合的にアプローチすることで、開発者の生産性を高め、最終的にはより良いソフトウェア開発の結果をもたらすことを目指してる。

未来の研究では、さらにテストやアプローチの洗練を進めて、Java以外の他のプログラミング言語への応用も探って、開発コミュニティ全体への影響を広げるつもり。

オリジナルソース

タイトル: PICASO: Enhancing API Recommendations with Relevant Stack Overflow Posts

概要: While having options could be liberating, too many options could lead to the sub-optimal solution being chosen. This is not an exception in the software engineering domain. Nowadays, API has become imperative in making software developers' life easier. APIs help developers implement a function faster and more efficiently. However, given the large number of open-source libraries to choose from, choosing the right APIs is not a simple task. Previous studies on API recommendation leverage natural language (query) to identify which API would be suitable for the given task. However, these studies only consider one source of input, i.e., GitHub or Stack Overflow, independently. There are no existing approaches that utilize Stack Overflow to help generate better API sequence recommendations from queries obtained from GitHub. Therefore, in this study, we aim to provide a framework that could improve the result of the API sequence recommendation by leveraging information from Stack Overflow. In this work, we propose PICASO, which leverages a bi-encoder to do contrastive learning and a cross-encoder to build a classification model in order to find a semantically similar Stack Overflow post given an annotation (i.e., code comment). Subsequently, PICASO then uses the Stack Overflow's title as a query expansion. PICASO then uses the extended queries to fine-tune a CodeBERT, resulting in an API sequence generation model. Based on our experiments, we found that incorporating the Stack Overflow information into CodeBERT would improve the performance of API sequence generation's BLEU-4 score by 10.8%.

著者: Ivana Clairine Irsan, Ting Zhang, Ferdian Thung, Kisub Kim, David Lo

最終更新: 2023-03-22 00:00:00

言語: English

ソースURL: https://arxiv.org/abs/2303.12299

ソースPDF: https://arxiv.org/pdf/2303.12299

ライセンス: https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/

変更点: この要約はAIの助けを借りて作成されており、不正確な場合があります。正確な情報については、ここにリンクされている元のソース文書を参照してください。

オープンアクセスの相互運用性を利用させていただいた arxiv に感謝します。

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